2004年 08月 26日
オカン。 |
来年に兄が結婚する。
僕が先日大阪に帰っていたとき、兄の婚約者の実家に家族全員でご挨拶に行った。
おやじがいないこの家族を相手はどう思ったのだろう。
おやじがいないこの時間を兄はどう見ていたのであろうか。そのことが気になっていた。
お相手の家族は絵に描いたようなとても幸せそうな家族だった。
僕はそれを見て、弟としてとても安心だった。
それと同時に、兄の一番幸せな席に家族が全員揃わないことが悲しかった。
母親はおやじの分まで頑張っていた。
何度も何度も頭を下げ。「息子をよろしくお願いします。」ずっと頭を下げていた。
慣れない化粧に、たまにしかしないオシャレ。
緊張しているせいか、たまに変な敬語になっていた。それでも必死に頭を下げていた。
僕はこのとき、あらためて彼女の息子でよかったと思った。いや僕だけじゃない、兄も姉もそう思っていたに違いない。
ご挨拶の帰り道、たしかに僕らは絵に描いたような幸せな家族になっていた。
おわり
僕が先日大阪に帰っていたとき、兄の婚約者の実家に家族全員でご挨拶に行った。
おやじがいないこの家族を相手はどう思ったのだろう。
おやじがいないこの時間を兄はどう見ていたのであろうか。そのことが気になっていた。
お相手の家族は絵に描いたようなとても幸せそうな家族だった。
僕はそれを見て、弟としてとても安心だった。
それと同時に、兄の一番幸せな席に家族が全員揃わないことが悲しかった。
母親はおやじの分まで頑張っていた。
何度も何度も頭を下げ。「息子をよろしくお願いします。」ずっと頭を下げていた。
慣れない化粧に、たまにしかしないオシャレ。
緊張しているせいか、たまに変な敬語になっていた。それでも必死に頭を下げていた。
僕はこのとき、あらためて彼女の息子でよかったと思った。いや僕だけじゃない、兄も姉もそう思っていたに違いない。
ご挨拶の帰り道、たしかに僕らは絵に描いたような幸せな家族になっていた。
おわり
by summitclub
| 2004-08-26 00:24